等速直線運動
解説/アルゴリズム
速度を変えず、一直線上を進む運動のことを等速直線運動と呼ぶ。
const speed = 2;
function update(): void {
x += speed;
}
実際のコード例。 speed の値を変化させなければ等速直線運動になる。
const speed = -2;
function update(): void {
x += speed;
y += speed;
}
速度を負数にしたり、y にも speed を足して斜めに移動しても速度さえ固定あれば等速直線運動といえる。
等速直線運動の速度
[等速直線運動の速度] = [変位] ÷ [経過時間]
オブジェクトが等速直線運動で移動するとする。
スタート位置が 0px、50 フレームかけて移動した位置が-100px の場合の速度を求めるには下記の計算式となる。
-100px / 50フレーム = -2px/フレーム
const speed = -2;
function update(): void {
obj.x += speed;
}
-2px/フレームをコードで書いた例。
等速直線運動の変位
等速直線運動の速度は固定なので、変位は[速度] x [時間]
の計算結果になる。
例えば速度が-2px/フレームの場合、
10 フレーム後の変位は-2px * 10 = -20px
20 フレーム後の変位は-2px * 20 = -40px
となる。